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2004年の工場便り
(中島製作所旧Webサイトの情報を再掲載しています。)

中島製作所 2004年12月9日 ● 2004年12月9日
今回、一部の新作は、久しぶりに無垢板を使ってみました。今まではランバーコーワ・合板等に突き板を貼った素材での家具製作が主でした。無垢板と突き板合板を使った、今までとは違ったシンプルなデザインの家具が出来ました。写真は出番を待つ板材類です。いろいろな材が有ります。これからも中島でしか出来ない家具を発表していきます。
中島製作所 2004年11月30日 ● 2004年11月30日
HPのトピックスで紹介したように東京国際家具見本市では、小社の商品は高い評価を受けました。今回は一つ一つの家具に個性・表情を持たせました。ナートシリーズとして、単体で魅力ある家具の製作をして行く姿勢を出したのが良かったのではと考えています。ご来場の皆様、有り難うございました。少ないスタッフでの対応で、いろいろお客様にご不便をおかけいたしました。謹んでお詫び申し上げます。なお、資料御依頼のお客様へは順次、送付いたしております。未着のお客様は今しばらくお待ちください。写真は、展示会で評判が良かったアーチというデスク・テーブルの部品製作の一場面です。
中島製作所 2004年11月13日 ● 2004年11月13日
11月になり恒例の東京国際家具見本市が行われます。小社も出展します。そのため今、毎日、遅くまで新製品の製作中です。今回はナラ板を使ったキャビネット類・小テーブルなどを展示します。場所・会期は東京ビックサイト・11/24~11/27までの4日間です。最終日は一般のかたも入場できます。展示ブースは東館A-20(奥の方になります)です。是非、ご来場ください。(写真は試作商品に取り組む職人仲間達)
中島製作所 2004年10月31日 ● 2004年10月31日
工場の周りは田圃に囲まれた静かなところです。今、稲刈り真っ最中です。稲刈りが終わった田圃にはトキ等の渡り鳥が落ち穂を啄んでいます。この地に大川市の工場から移転して28年が経ちました。そのときは、このような風景が日常的でしたが、今では近くに温泉も出来ました。年内にはこの地区で採れた農産物の直売所も出来ます。少しずつですが工場周りの環境が変わってきました。
中島製作所 2004年10月26日 ● 2004年10月26日
ヤマハのホ-ムシアター用カタログの最新版に当社 の製造した家具が使われています。お取引先のインテリアショップさんから発売されて いますAVボードです。ウォルナットのテ-パ-丸脚が特徴の落ち着いた雰囲気の商品 です。実際にこうしてオーディオ機器がレイアウトされていますと、さらにしっくり とインテリアシーンになじんでいます。最近のAV機器は高価でデザインもすっきりと 仕上がっています。それと組み合わせられる家具がチープでは話しになりません。そ れ以上に、価値を感じられる家具をめざして新たな開発にとりくんでいきたいと思っ ています。
中島製作所 2004年10月12日 ● 2004年10月12日
小社はいろいろな家具を造ります。どうしても小社のコンセプトにあうものを造るには敢えてこの方法しかないからです。キャビネット類が得意ですがおもしろい変化に富んだテーブルなどは好んで造ります。既存のダイニングメーカーさんなどが製作しないスタイル・技術・機能を開発するように心がけています。写真は丸テーブルの天板の塗装風景です。最初のHPでお知らせしたように塗装も自社でします。なぜなら家具が使用される場所などの環境に応じた塗装をするには、自社で行うのがベストだからです。機械で出来る部分は機械で、しかし職人の技術が必要なところは徹底的に職人の技量に頼った家具を造るようにしています。
中島製作所 2004年9月30日 ● 2004年9月30日
小社の製造する家具はシンプルな家具がほとんどです。シンプルに仕上げるため主として表面材には突き板を使ってます。そのためラインの処理に一番苦労します。無垢材ですと一寸のミスは削ることで再処理が出来ます。突き板での加工ミスは、最初の工程からのやりなおしになります。以前はかなりの製造工程で機械の力に頼ってました。しかし、家具を造る課程で、精度を上げ・綺麗に造るには家具職人が長年使用してきた手鉋が一番ふさわしということで、写真のような鉋を使ってます。職人の中には自前で制作した鉋を使うようになってきました。前にもまして家具製造には個々の作業者の技術向上が大事になってきました。いろいろな作業工程で年輩の熟練者が若手の作業者に積極的に教える光景が増えてきました。今日よりも明日が素晴らしい仕事にと。
中島製作所 2004年9月14日 ● 2004年9月14日
今月7日に九州に上陸した台風18号は強烈でした。台風の中心が工場からさほど離れてない鳥栖市付近を通過したので強い風雨に襲われました。工場はその日は臨時休業にしました。私たちの工場近くの会社はほとんどお休みでした。強い風のため仕事には差し支えないですが、工場の屋根が一部破損しました。自然の脅威をまざまざと実感しました。台風がさり、少しずつですが秋の気配が感じられるようになってきました。展示場に真夏はひっそりとデスプレーになっていた自転車を取り出してサイクリングでもと意気込んでいます。
中島製作所 2004年8月12日 ● 2004年8月12日
家具の製作構造が変化してきました。特に引き出しには操作がスムーズに開閉出来るように金属レールが使用されるになってきました。引きだし用レールはいろいろなメーカーから発売されています。私たちも弊社の商品にふさわしいものはないかと探しています。その中で今回の商品に使用する金具の正しい取り付け方法の勉強会をしている最中です。そしてそれ以上の機能を持たせるには自社でどのようなアイデアが必要か考えていきます。
中島製作所 2004年8月2日 ● 2004年8月2日
今日は関西から新商品の開発のためにインテリアショップの方が来社されました。地道にすこしずつですが中島の製作する家具が支持されてきました。中島の良さを生かした家具を、そのお店の代表製品にするための打ち合わせをしました。コンセプトが出来てから3ヶ月で、8月末にデビューする事になりました。作り手も販売される方も楽しみの期間です。皆さんも一緒に家具の構想を練り製品化しませんか。
中島製作所 2004年7月26日 ● 2004年7月26日
夏本番、蝉の鳴き声が工場の木々から聞こえてくるようになりました。小さな工場ですが木を植えたことで小鳥・トンボ・蝉・蝶々等がやって来ます。工場の木々が暑さを癒してくれます。今日も頑張らなくちゃ。
中島製作所 2004年7月15日 ● 2004年7月15日
コストダウン・生産性・品質の向上への挑戦として一個流しに取り組んでいます。仕事の順序に合わせて機械を移動させてみたりといろいろと取り組んでいます。機械に車を取り付けているので移動は比較的楽に出来ますが集塵装置(木材を切断・削る時にでるノコクズ等を掃除機のように吸い込むもの)に苦労します。レイアウトの変更が、そのため制限されてきます。しかし、このシステムを会社の財産として持てるようになったときこそが、厳しい品質・コスト・短納期に耐えうる強い会社に近づくという目標に向かって、この暑さの中進んでます。写真は、家具の部品の引き出しの前板のラインの一部です。
中島製作所 2004年7月1日 ● 2004年7月1日
インテリアライフを提案・販売されているショップの皆さんがネット上で連携して情報発信していこうとHPを新しくされました。その新HP披露パーティが青山のショップで行われました。小生も参加してみました。私どもは家具を製造していますが、家具を扱う家具店さんは減少傾向で危機感を感じてますが、でも家具を扱うお店は増加傾向にあります。たのもしい限りです。街にでたら何かを探しにぶらりとインテリアショップに立ち寄る。さらにはネット上のショップで家具に関心を持ち購入する。生活が変わり消費行動が変わりつつある今、ショップの皆さんの行動に興味が沸いてきたパーティ参加のひとときでした。
中島製作所 2004年6月22日 ● 2004年6月22日
マスク(モアイ)というチェストの前板の部分を加工しているところです。一年以上天日で乾燥した板材をその後、強制乾燥させます。それから約2週間~3週間ほど室内で寝かせます。それらの下準備が終わった後、本格的な加工に掛かります。引き出しの前板部分の仕上げ中のスナップです。(狂いががないかみます。最後の仕上げは手鉋で形を整えます)
中島製作所 2004年6月5日 ● 2004年6月5日
数年前から、お客様の要望に合わせた商品作りに対応出来るような生産体制を開発中です。出来るだけシンプルな工場になろうと、小さな機械を活用することにしました。工場の隅にあった古びた機械が活躍し始めました。まず、手始めに機械に車を取り付けました。そのため商品ごとの製造工程に合わせて機械のレイアウトが用意に変更出来るようになりました。最初は上手く行かず大変でした。今では、いろいろなお客様の要望に応えることが出来つつあります。5S改善運動もやってますが簡単なようで奥深く苦戦中です。継続は力なりの標語を合い言葉として社員一同、頑張ってます。
中島製作所 2004年5月28日 ● 2004年5月28日
家具製作に必要な合板・塗料・接着剤などは有害物質を含まないもの・もしくは出来るだけ少ないもので製造しています。このラベルは接着剤のものです。☆が4個印刷されています。☆の数でこの材がどういう成分を含んでいるのかが一目で分かるようになっています。弊社の家具を構成する部材・部品などは☆4個と☆3個のものを使用して製造しています。(☆の数が基準を表しています。現在、☆4個が最高安全基準です。)
中島製作所 2004年5月18日 ● 2004年5月18日
工場内の木々を十年ほど前から少しずつ植樹してきました。植樹した木は桜・ケヤキ・キンモクセイなど様々です。木々に囲まれた工場環境作りに社員一同、奮闘中です。また、収穫の楽しみにと`ぐみの木`を植えてみました。ことしはいっぱい実がなりました。みんなで食べてみました。来年はグミ酒を作ってみようと思ってます。
中島製作所 2004年4月26日 ● 2004年4月26日
トピックスで紹介したように21~24日に家具産地・大川市にて展示会が開催されました。弊社も産地展示会場に参加とともに自社展示場にて新作を発表しました。展示会前日は、夜遅くまで展示・飾り付けに頑張りました。おかげで来社されたお客様には好評でした。次回はもっと積極的な商品開発を致します。ご期待ください。来社されましたお客様には有り難うございました。(写真は、私たち制作者の家具開発意図が正しく効果的にお客様に、理解して貰えるようにレイアウトに苦心している光景です)。
中島製作所 2004年4月2日 ● 2004年4月2日
今月、中旬に家具業者対象の展示会が開催されます。会場は大川市の大川家具産業会館です。今回は最終日が一般消費者に会場が開放されます。何か変化の兆しが出てきました。会期は4月21~24日までの4日間です。その最終日24日が一般開放日です。弊社でも会社展示場を自由に商品が見られるようしています。車で20分程度の距離に佐賀県吉野ヶ里公園(九州長崎道・背振インター)があります。城島町・大川市などは筑後川を挟んで佐賀県と隣接しています。佐賀市・久留米市などは車で20~30分の範囲内です。只今、展示会に向けて新作家具の製作中です。(展示会に向けての試作中の写真です。)
中島製作所 2004年3月21日 ● 2004年3月21日
工場内の木々に気候が良くなってくるといろんな鳥がやって来ます。中には渡り鳥も飛んできます。いつも5~6種類の鳥が遊んでます。少しずつ工場内に木々を植えていったら小鳥が来るようになりました。いまでは社員も楽しみにしています。
中島製作所 2004年3月12日 ● 2004年3月12日
毎日の朝の日課は仕事の段取りからです。仕事上の注意・今日製作する商品の説明・機械などでの怪我がないように安全上の注意などの話を受けてそれぞれの工程にかかります。今日も第一に品質に心がけます。
中島製作所 2004年3月5日 ● 2004年3月5日
家具用の接着剤を塗布する機械です。接着剤は今、問題になっているホルムアルデヒトを含まないものを使用しています。弊社では塗料・ベニヤ合板なども環境・人に影響を与えないものを使用しています。この機械は単純ですが家具を作るための基礎の機械です。この機械を使用して、突き板を貼った合板をフラッシュ構造という工程をします。
中島製作所 2004年2月27日 ● 2004年2月27日
この商品はさいたま新都心のモデルルームに入れる家具です。弊社の得意な折戸(フォルディング・ドアー)を左右に配したシンプルなデザインの家具です。リビングルームに展示されます。東京にある大手のクライアントから受注を受けました。この家具以外にも数点(寝室・ダイニングルームの置き家具として)を製作いたしました。表面はメラミン化粧板の白(扉)・ウオールナット突き板/内部はウオールナット一部白メラミン・塗装・化粧紙です。(工場内での撮影)
中島製作所 2004年2月26日 ● 2004年2月26日
新築のリビングとキッチンの間仕切り家具としてスパイラルを特別に製作しました。ワイド2600ミリです。どうしてもスパイラルのデザインで部屋を作りたいというお客様からの要望で製作しました。スパイラルリビングボードを備え付けしている現場です。参考的にすべて☆4の素材で製作しています。
中島製作所 2004年2月3日 ● 2004年2月3日
下の写真のパネル構造がその後、10数工程を経てテーブルの形になりました。この商品は東京麻布十番の魚可津さんで使用されます。ここのお店は、魚料理はじめとして、おいしいと評判でいつもお客さんでいっぱいです。そのお店のテーブルとして製作しました。(工場製作中に仮くみしたテーブル・分解した後梱包出荷です)
中島製作所 2004年2月1日 ● 2004年2月1日
この製品は特注のテーブルの天板になる部分です。それの製造過程です。その内部は、このような構造にて製作されてます。これはフラッシュ構造というもので外枠を堅い木で組み立てます。その外枠の中にハニカムコーワという蜘蛛の巣みたいなものを入れます。これを内部に入れることで200Kgそれ以上の強度を持つパネルになります。(左の写真は三角型の座卓の部材)自社の商品はフラッシュ構造が主体のため内部にもきめ細かい配慮をしています。見えないからと手を抜くようなことはしません。
中島製作所 2004年1月26日 ● 2004年1月26日
シンプルな家具製作には正確なサイズが必要です。そのため工場の要所にはコンピューター制御で動く木工機械(NCマシン)を導入しています。現在、このような機械が4台稼働しています。機械で出来るところは機械で加工します。しかし職人さんが機械精通しないと本当の機械の能力を出すことは出来ません。
中島製作所 2004年1月14日 ● 2004年1月14日
良質の家具製作のためには出来るだけ自社ですべての加工おこなうように努めています。家具製作に携わる私たち作業する者の目で確認・納得出来るような作業環境を目指しています。そうすることで真心が入った家具が出来ると考えています。写真はウオールナット板材の荒木取り(これは材を一定のサイズに切断し、後工程の作業に送ります)作業スナップです。
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