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2007年の工場便り
(中島製作所旧Webサイトの情報を再掲載しています。)

中島製作所 2007年12月25日 ● 2007年12月25日
東京のインテリアショプさんから注文を受けたチェストの塗装中です。中島の商品カタログ掲載のウェーブチェストの特別仕様での製作です。素材がウォールナット無垢板での仕様でワイドが1300ミリのチェストです。図面をみて、どんな人が使われるかなと想像しながら作業を始めました。購入される方はTVで活躍の女優さんということで納得。
中島製作所 2007年12月8日 ● 2007年12月8日
横幅がワイドなローボード。11/19号でWINGの紹介をしました。それよりも、もっとワイドなw3150ミリのリビングボードを作りました。ボードの上にこれまたワイドなTVを置き、内部には写真アルバムを収納されるお客様の注文家具です。天板などすべてウォールナット突き板仕様です。困ったのは3メートル以上の突き板を探すことでした。それと併用して3メートル以上のプライウッド(合板)がないので中島で作るという苦労もありました。お客様が喜ばれるのを祈りながら、昨日出荷しました。
中島製作所 2007年11月19日 ● 2007年11月19日
横幅がワイドなローボード。Wが2060ミリのボード、最近、人気が出てきました。他社が作らない家具を作る。それを当たり前として考えて製作しています。WING(ウイング)というローボードは、サイズバリエーション・素材が選べるなどの多くの特徴を持っています。展示会会場には展示しませんが、工場展示場に展示しています。
中島製作所 2007年11月10日 ● 2007年11月10日
職人さん見習い中、無垢材で作る家具はやはり熟練が必要です。先ず簡単な作業から、それでもカンナ・ノミを駆使しないと仕上がりません。最後の仕上げは経験40年以上の職人さんにチェックと仕上げをお願いします。すこしずつ技術が蓄積できていきます。楽しみです。東京のインテリアショップさんからの注文テーブルの箱脚の製作中。
中島製作所 2007年11月7日 ● 2007年11月7日
無垢板・フラッシュ構造に関わらず作業は基本が大事です。何か新しい課題に取り組むとき先輩の助言や教科書を参考にします。家具の組立に必要なホゾ加工をするためにさしがね教本が必要になりました。
中島製作所 2007年11月1日 ● 2007年11月1日
機械の導入したため一寸工場内の機械の配置を変えました。また不用な機械を撤去しました。結構、空きスペースが出来てきて、今までなんとムダをしていたのかと反省しています。それでも、まだまだムダいっぱい。
中島製作所 2007年10月20日 ● 2007年10月20日
木工機械を導入しました。といっても中古の木工機械ですが。私たちが作る家具は中島でしか出来ない家具をという思いの家具工場(工房)ですので、当然、木工機械も通常の機械ではもの足りません。量産工場には、なじまない機械が必要になってきました。機械稼働までにはジグなどの製作が残ってますが、この機械を導入したことで安全で品質が向上するに違いないと楽しみにしています。
中島製作所 2007年10月7日 ● 2007年10月7日
今回展示会に出品した桐シリーズは天板・側面・引き出しなどを桐の板材で作りました。9/23紹介した工法を含めて考えて、天板と側面は写真のような組み方を採用しました。このような組み方は、面倒な作業のため家具工場は敬遠しがちです。小社は桐材の家具の構成には写真の工法が必要と考えました。この工法は、展示会でお客様から高い評価を受けました。写真は好評だったチェストシリーズで留めの加工が生きてます。
中島製作所 2007年9月29日 ● 2007年9月29日
10月早々の展示会むけて展示商品の最終仕上げに入ってます。明日は日曜日ですが出勤です。現代の生活になじむ桐材の家具を是非みて貰いたい。桐で作った現代家具・存在感があって控えめな家具。展示会で皆さんに桐材でこんな家具出来るのかという感動も与えたいものだ。
中島製作所 2007年9月23日 ● 2007年9月23日
10月3~4日開催の展示会(於 大川産業会館)に出す新商品の家具製作工法をいろいろ研究・検討してきました。天板と側板(面)の組み合わせを指物職人さんが使う技法を採用してみようかとも考えています。その技法のモデルを作ってみました。組み工法が表に出ない加工方法でスッキリ収まる特長があります。そのモデルを作ったのは28才の職人修行中の男性です。彼が入社したことで技術開発に熱が入ってきました。
中島製作所 2007年9月6日 ● 2007年9月6日
扉のコーナーへの突き板貼り加工です。コーナー(角)に突き板を貼る作業は面倒なので他の家具工場はやりたがらない仕事です。中島はそういうところにこだわって家具を作っています。塗装などで処置してしまいがちなところを、あえて手貼りして価値を作る。そういう小さな努力で中島の家具は作られています。
中島製作所 2007年8月28日 ● 2007年8月28日
2008年初発売予定のカタログ撮影用家具の製作中です。ここをもう一寸アールをつけたら・・・。引き出しの深さをもっと深くしたら・・・。等々の話し合いを何度も重ね最終サンプル製作まで来ました。写真は扉引き手と引き出し引き手の加工部分です。これからアールの部分に突き板を貼るという細かな作業をします。
中島製作所 2007年8月15日 ● 2007年8月15日
大型機械に頼らないでコンパクトな機械・工具で作業をという事が最近の作業改善です。写真は、テーブル脚座のアール加工のハンドトリーマ作業です。この工法でセット時間など大型機械での作業より時間短縮が出来るようになりました。基本が出きてる家具職人では容易に出来る加工です。よりシンプルな作業で安全に仕事が出来る事が品質の向上に結びつきます。
中島製作所 2007年7月28日 ● 2007年7月28日
家具を作る作業の中で掃除は結構、大変です。特に接着剤を使うフラッシュ構造を支える糊つけ作業の部門は、作業後の後かたづけ・掃除をおろそかにすると明日の始業時にトラブルが発生します。スプレッダーマシンを掃除中のスナップです。
中島製作所 2007年7月25日 ● 2007年7月25日
2008年用商品開発の依頼がありました。只今、キャビネット・チェスト・コーヒーテーブル・小テーブルなどの試作開発中です。今すぐ売り上げも必要ですが半年・一年先を考えた商品開発の依頼が最近顕著に増えてきました。
中島製作所 2007年7月13日 ● 2007年7月13日
東京目黒のカーフさんのTVボードを作ってます。フラッシュパネルが天板などの構成材になったTVボードです。シンプルなデザインですが木質感を出すため3ミリの面材(挽き材)を貼ったフラッシュパネルです。無垢板と違った工夫と技術が必要です。無垢板で作った家具とまた違った良さがあります。天板を加工中の写真です。
中島製作所 2007年6月29日 ● 2007年6月29日
今、製作の家具は法律事務所に納品する書棚です。間仕切りを兼ねた書棚なので表裏がありません。裏面もパネル形状で作りました。裏面のパネルを取り付ける作業中のスナップです。オーク突き板でフラッシュ構造ですが3ミリの面材を貼り手抜きをしてません。重たい本を収納するため棚板の構造に強度を増す加工をしました。
中島製作所 2007年6月26日 ● 2007年6月26日
いろいろなところから注文が来ます。今製作のデスクはYMCAの教室で使われるデスクです。簡単なようですが結構大変です。やはり、最後は職人さんの力が必要です。半分程度仕上がったデスクです。
中島製作所 2007年6月20日 ● 2007年6月20日
マスク(モアイ)の前板の製作風景です。素材をウォールナットでというお客様の要望での製作です。荒切り・手押し・自動鉋・方袖・ルーター等を使いここまで加工してきました。一番難しいのは鼻の部分です。いかにして斜めに切断するかがポイントです。あとは研磨・塗装そして本体に前板の取り付けです。
中島製作所 2007年6月12日 ● 2007年6月12日
ブログで紹介した新築のリビングルームにおくボードが完成間近になりました。あとは扉・引き出しの取り付けて完成です。お客様からは一日でも早く納品して欲しいという要望もあります。明日、納品します。このボード全長3.4メートルあります。スムーズに納品できるように3個に分割しました。楽に現場で組み立て出来るでしょう。素材はオークです。
中島製作所 2007年6月6日 ● 2007年6月6日
目で見る在庫管理です。工場内の事務所の壁に一目で分かる在庫と生産指示板です。一時期、パソコンによる管理をしましたが、一目でわかる表が良いなということでシンプルな仕組みに変えました。アナログが分かりやすくて良いとスタッフから好評です。
中島製作所 2007年5月25日 ● 2007年5月25日
多品種で数台ごとに異なる家具を作ることが多くなりました。これも時代の流れでしょう。その分、いろんな面で大変です。種類の違う家具を梱包する作業場です。
中島製作所 2007年5月22日 ● 2007年5月22日
アゼクラという商品です。もうかれこれ30年作っています。東京目黒の家具通りのお店からチークとウォールナットの構成で製作して欲しいという要望がありました。ローボードのサイズは、東京の住宅事情を考慮してワイド1200ミリで収納部分にデッキを置いてリモコンで操作できるようにという課題での製作でした。約2ヶ月の熟考・製作期間がかかりました。今月の中旬から目黒通りで見られます。散策の途中に寄ってみてください。詳しい資料が欲しい方はご連絡ください。(写真は、最終仕上げ塗装のスナップです)
中島製作所 2007年5月16日 ● 2007年5月16日
福岡市内の住宅のリビングに置く、約4メートル壁面いっぱいのTV/収納棚を作っています。素材はナラ板目の突き板でライトブランに着色した上品な色です。明日には完成する予定です。また、明日はお隣の佐賀県の新築住宅のダイニングルームとリビングルームに置く家具の寸法取りに行きます。最近はこんな仕事が増えてきました。
中島製作所 2007年5月8日 ● 2007年5月8日
工場の床が黒板に早変わり。通常流れている家具でも問題が起きると工場の床が黒板に早変わりします。そこで問題点を洗い出していきます。また別注の時は床にモデルを描いてみてイメージを膨らませます。端から見ると決していい風景ではないでしょう。しかし、これで不良品の発生を無くしているので良いのかと思っている今日この頃です。
中島製作所 2007年4月28日 ● 2007年4月28日
丸天板も作ります。このテーブルは、東京青山のインテリアショップさんから依頼されたものです。サイズは100cm丸です。120cmまでは、比較的楽に出来ますが150cm丸になってくると苦労します。現場は100cm丸の製作なので快調に仕事が進みました。
中島製作所 2007年4月27日 ● 2007年4月27日
ブログに載せたお花屋さんのレジ兼作業台の製作作業スナップです。重たいものを置くと云うことで、天板の裏面に4ミリ厚みのL型鉄板で補強を入れている作業です。その他、天板・側面には重さに耐えるような工夫を施してます。
中島製作所 2007年4月18日 ● 2007年4月18日
前述の扉加工の部材がこの写真の扉になりました。明日の納期の前に梱包作業をしているところです。扉に入ってるガラスは小波が印象的なものです。この家具はモデルルームにTVボードとして納品されます。扉3枚ともダンステー仕様で下に開きます。サイズw1.900 d550 h300です。素材はウォールナット突き板です。
中島製作所 2007年4月16日 ● 2007年4月16日
名古屋の家具販売店さんからの注文の1900TVボードの扉の加工中です。ガラスを入れるための加工をやってる最中です。以前はルーターマシンで加工していましたが、今はコンピューター制御のNC加工機での作業に代わりました。ルーターマシンは、大変な作業でしたがNCでの加工で楽になりました。その分、他の手作業が必要な工程に力を入れることが出来るようになりました。
中島製作所 2007年4月8日 ● 2007年4月8日
11日~12日、二日間 インテリア・家具・建築関係の業者さん対象の展示会が開催されます。日曜日ですが展示会の設営準備です。今回は壁パネル・床は自前での設営です。他社のブースといかに差別化出来るかというのも大事なことです。
中島製作所 2007年3月31日 ● 2007年3月31日
お米やさんが経営されているカレー専門店の什器・テーブルを2年前に作りました。そのお店から2号店のテーブル・什器の製作依頼がありました。素材は、同じくレッドオーク材です。5/4板厚材の荒木取りから板材を剥ぎ加工そして研磨まで工程が進みました。これから数日間、材を自然養生させ今の環境になじませます。それから面加工そして細かな研磨ペーパーにて最終研磨・塗装などの工程を経て、お客様にお届けです。
中島製作所 2007年3月15日 ● 2007年3月15日
大幅なレイアウト変更をしたので動作に戸惑う3~4日でした。やっと昨日ぐらいから動作などスムーズに出来るようになりました。外はあいにく雨です。風も強く気温も下がりました。外に出ると霰・雹が降ってるかなと感じるぐらい雨も冷たく痛いです。
中島製作所 2007年3月13日 ● 2007年3月13日
土日で機械の移動が終わり月曜日から新レイアウトで仕事開始です。まだいたるところに不用なものがあり、整理整頓が必要です。しかし、それでも工場が広くなりました。一目で見渡せる仕事環境になりました。品質・生産性などの向上がはかれます。
中島製作所 2007年3月11日 ● 2007年3月11日
土・日曜日で工場のレイアウトを変更してます。お客さまに対応できる柔軟な生産・作り方を実現するために、今回は大規模に変更です。これから作り方に応じて少しずつ改善していきます。
中島製作所 2007年3月2日 ● 2007年3月2日
この写真では何のことか分からないですが、これは大事な作業なのです。家具製作でフラッシュ構造というものがあります。これは強度・重量などを考えて家具製作上かかすことが出来ないパネルです。これが扉になり、引き出しの前板になり本体の主要部分になります。簡単な作業に見えますが誤差を許さない作業工程になります。そり・まがりなどの原因をこの作業でなくすためいろいろな工夫をします。フラッシュの枠の材料に鋸目を入れてそり防止をした部材です。これが家具製作の現場作業第一段階です。
中島製作所 2007年2月16日 ● 2007年2月16日
東京のインテリアショップさんからTVヤビネットの製作依頼がありました。ブラックチェリー板材を主材として作りました。良い感じで仕上がりました。上は下に開くダンステー使用の扉で内部にデッキを入れることが出来ます。左は3段の引き出し・右は扉(いずれもブラックチェリー板材)。単純なデザインです。何か暖かさを感じさせるキャビネットになりました。
中島製作所 2007年2月6日 ● 2007年2月6日
今週末のギフトショー(2/13~2/16)展示商品の積み込みを控え、家具部品の加工をしています。展示商品7点の最後の商品です。今日は一寸遅くまで残業です。この写真はマゼランの扉の飾り窓になるものです。これにいろいろな加工を加え、鉄の輪の雰囲気を出し、アンチックな感じに仕上げます。この商品は、東京ビッグサイド東館5393で展示します。乞うご期待を。
中島製作所 2007年2月4日 ● 2007年2月4日
ガラスを使用したテーブルの種類が増えてきました。そのため、ガラスを受ける溝が必要です。いろいろな加工方法を試してきましたが、やはりシンプルが良いと云うことで昇降盤という木工機械に落ち着きました。セット替えなどの段取り時間・微調整など楽に出来ます。大型機械に頼らない小回りのきく工場に改善中です。
中島製作所 2007年1月24日 ● 2007年1月24日
下記で進行中のカップボードが仕上がりました。ウォールナット突き板が主材です。扉開閉は折戸。中央にはカウンター2列。このスタイルのボードは改善・改良を加えて様々な特長を備えたボードになりました。展示場に展示しています。是非、お立ち寄りください。
中島製作所 2007年1月22日 ● 2007年1月22日
展示会が終わり、工場内も通常の様子になってきました。今、キッチンにおくキッチンボードの製作です。素材はウォールナット突き板で、扉開閉を折戸にしたものです。以前、折戸タイプをアクタスさんで販売して貰って大ヒット商品になりました。今回のボードは、それに機能性と使い勝手考えたものに進化させました。小さなディテールに拘っているため結構、大変です。沢山の数量を作ることは出来ませんが地道に販売していきます。今月末頃から店頭に並び始めます。
中島製作所 2007年1月15日 ● 2007年1月15日
展示会を二日後に控え、ここ数日間は遅くまで残業が続きました。今日も最後の追い込みです。中島としては久しぶりの椅子の製作です。それも中島しか出来ない椅子です。フレームの組立まで来ました。あとは貼り布の座と脊クッションの取り付け作業が残ってます。明日、午前中には完成した姿が見られます。一寸、興奮です。
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